●249 樂しき春 たのしきはる 〇はなよりあくるそらにひばりは

 表題:樂しき春[楽しき春]
 読み:たのしきはる

 収録:(A)唱歌ペイジェントの研究 山本正夫著 大明堂書店 1934(S.9).5.12=初 ◎Copy=(K52) ※作曲者記載なし
    (B)音樂新樂譜 293<未確認>

 記譜:単声(伴奏なし) ハ長調&変ロ長調 4/4 ※2種併記、変ロ長調版のみに編集局作曲とある?

 インチピット:ソミミソ|ラドラソミソ|ドレミラ|ソラソミレ

 曲:ピルツ,カール・フィリップ・エマヌエル(Pilz, Carl Philipp Emanuel)(1771-1810)
 原曲:Due Tabakspfeife
 詞:犬童球渓

 ※原曲楽譜あり
  Erk's Deutscher Liederschatz
  Vol.1 Num50


[詞] ※(A)唱歌ペイジェントの研究より

1.花よりあくる空に 雲雀はうたひ
  錦を敷ける野邊に 胡蝶は踊る

2.春風そよぐ岡に 菫は薫り
  夕日の殘る畑(はた)に 菜の花にほふ

3.かすみのこむる里に 馬は嘶(いなな)き
  桃咲く家の庭に 鳥は友呼ぶ


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